育毛剤の正しい使い方を
4つのステップで紹介
育毛剤の効果をアップさせる上で重要なのは、育毛剤の成分を充分に頭皮になじませ角質層に浸透させることです。
「育毛剤を使うときは頭皮につけるだけ」という人がいますが、それだけでは効果があまりありません。育毛剤を使うのと合わせて前後にしっかりケアをしてあげることが大切です。
01. 生え際から10プッシュして優しく揉み込む
シャンプーをし終えたら、タオルでしっかりと水気を拭き取ります。水分が残った状態だと頭皮にしっかりすり込むことができなくなってしまいます。
水分を拭き取った後は10プッシュを目安に生え際から頭頂部付近の端から端まで漏れなく塗布します。鏡を見ながら揉み込めばどこを塗っているのか確認しながらできるのでやりやすいです。頭皮にしっかり揉み込むように塗りましょう。
頭皮へなじませるときは、爪を立てないように指の腹を使います。育毛効果を実感するためには、適量を継続して使い続けることが大切です。
顔に液が垂れてくる場合もありますが、ヘアバンドの使用で液だれを防ぐことができます。
ヘアバンドがない場合は、タオルをはちまきのように巻くことで代用することが可能です。
02. 目に見えない部分は量を多めに使う
後頭部など目に見えない部分を塗るのは難しいですが、進行が早い部分でもあるので入念に育毛剤を塗布する必要があります。後頭部は頭頂部の2倍を目安に、塗り忘れがないよう頭皮全体に丁寧に揉み込んでください。
特に気になる部分には少し多めに塗布しておきましょう。
03. より刷り込ませるため頭皮マッサージも一緒に行う
育毛剤をより頭皮に刷り込ませるためにマッサージも一緒に行いましょう。
頭皮を優しくさすったり、こすったりすると、摩擦が生まれてしまうので頭皮を傷つけてしまう可能性があります。指を頭皮にしっかりと押し付けたまま、頭皮を土台から動かすイメージでゆっくりと揉むのがコツです。
04. タオルで軽く拭き取りドライヤーでしっかり乾かす
頭皮へ育毛剤の塗布が終わったら、5分〜10分程度を目安に時間をおいてからタオルで軽く拭き取ります。
髪の毛を濡れたままにすると、雑菌が繁殖して頭皮トラブルにつながるため、ドライヤーを使ってしっかりと乾かすようにしましょう。ただし、乾かしすぎると頭皮が乾燥してかゆみなどが起こるので注意してください。